スタディサプリ Product Team Blog

株式会社リクルートが開発するスタディサプリのプロダクトチームのブログです

FactoryBotでのデータ生成を今一度見直す

FactoryBotでのデータ生成を今一度見直す こんにちは。 プロダクトプラットフォームチームの@kazu9suです。 今回は、DX(Developer Experience)改善活動の一環として、テストにおけるデータ生成を見直したお話をしたいと思います。(所要時間5分程度で読める内…

なぜSeleniumを選ばなかったのか~AutifyとMagicPodを選びました~

QA

こんにちは。QA Engineerの@testtattoです。 今回はE2Eテストの自動化にあたって、どういった考えでツール選定を行ったのかを話したいと思います。 対象読者 以下に興味や関心を持つ方を対象読者として想定しています。 E2Eテスト自動化によって課題を解決し…

Engineering Manager のしごと - スタディサプリ小中高 SRE チームの場合 -

こんにちは。SRE Team の @chaspy です。次の10月で Engineering Manager をつとめて1年になります。 本記事ではもしかするとメンバーからわかりづらい Engineering Manager のしごとについて、昨年10月からの約1年間を振り返りながら説明しようと思います。…

Jetpack Compose を使って実際に画面を作ってみて

こんにちは。Android アプリ開発者の geckour です。 前回はデザインシステムの実装についての話をしましたが、今回はそちらを実際に運用してみた中間報告をしたいと思います。 はじめに 前回は、Jetpack Compose によってデザインシステムを構築するところ…

GitHub Insightsのおかげで効果的な振り返りができた話

(この記事は約5分で読めます) こんにちは、スタディサプリ TPM(Technical Product Manager)の@risa-hayashi です。 振り返りにGitHub Projects(beta)のInsightsという機能を利用してみたところ、振り返りが効果的にできるようになったのでその運用方法や…

Google Calendar の speedy meeting でミーティング間の休憩を確保しよう

はじめに こんにちは。SRE Team の @chaspy です。今日は小ネタで失礼します。 リモートワークが普通になり早2年。オンラインミーティングもまた当たり前になり、会議室の確保や移動にかかる時間は無くなりました。物理的な制約から解放され、必要な時に必要…

Rubyのコードの書き方

こんにちは、ujihisa といいます。現在スタディサプリのProduct Platform の Software engineerとしての仕事を行っています。先月から社内留学で、開発支援チームからコーチングチームに一時的に移籍して、そちらの仕事をやっています。 Rubyのコードの書き…

「スタディサプリ 中学講座」のSwiftUI x In-App Purchase設計と結合テストのノウハウ

こんにちは!iOSエンジニアの @chuymaster です。今回は私たちのチームが2月にリリースした「スタディサプリ 中学講座」のIn-App Purchase(IAP)の実装について書きたいと思います。SwiftUI x IAPの事例をお探しの方必見です! 背景 「スタディサプリ 中学…

スムーズな開発体験を支えるデータベースリストアの仕組み

こんにちは。SRE の @int128 です。 背景 スタディサプリではいろいろな役割の人が協力してプロダクトを開発していくための文化と仕組みがあります。 例えば、Pull Request を作成すると自動的にプレビュー環境がデプロイされる仕組みや本番相当のデータで動…

縦書き学習コンテンツを実現する際に利用した縦書き CSS プロパティとその奥深さ

こんにちは。スタディサプリで Web Engineer をしている@indigolainです。最近はフロントエンドの割合を高めに開発をしています。 今回はスタディサプリで提供している学習コンテンツの中でも特徴的な縦書き学習コンテンツに関して、それを実現する上で利用…

SwiftUI.NavigationView のバックボタンをカスタマイズする方法

こんにちは。iOS エンジニアの @_nkmrh です。 最近、Full SwiftUI で開発したスタディサプリ 中学講座をリリースし、アプリ開発の醍醐味を味わっています。 はじめに 本稿では、スタディサプリ中学講座 iOS アプリで実装した SwiftUI の NavigationView の…

SwiftUIで対応しきれずUIKitを使ったコンポーネントのまとめ

こんにちは、iOSエンジニアの @elliekwon です。去年のiOSDC Japan 2021「スタディサプリ」がFull SwiftUIを選択した先に見えてきたものの発表で紹介させて頂いた通り、SwiftUIで開発してきた「スタディサプリ中学講座」ですが、SwiftUIでは対応しきれず、ご…

New Relic で Prisma のパフォーマンスを計測してみた

スタディサプリ中学講座では、バックエンドの一部に TypeScript x GraphQL x Prisma を採用しており、パフォーマンスの計測などに New Relic を用いています。New Relic は Prisma を正式にサポートしていないため、導入するためには自分たちで実装する必要…

iOS バージョン による SwiftUI の機能差分・制限まとめ

こんにちは。iOS エンジニアの wadash です。先月2022年2月に無事リリースした「スタディサプリ 中学講座」のチームで開発に携わっています。 今回は iOS バージョンによる SwiftUI の挙動差異と制限のまとめをご紹介します。 SwiftUI の採用とサポートバー…

Terraform Modules を Monorepo で versioning して管理

こんにちは。 SRE の @suzuki-shunsuke です。 Terraform Modules を Monorepo で versioning して管理するようにした話を紹介します。 先日紹介したとおり、弊プロダクトではインフラを Terraform の Monorepo で管理しており、 CI は GitHub Actions + tfa…

Jetpack Compose と GraphQL Fragment でつくるデザインシステム実装

こんにちは。Android アプリ開発者の geckour です。 今回は、デザインシステムの実装についての話をしたいと思います。

Android における Visual Regression Test tips 集 #2

こんにちは。Android エンジニアの @omtians9425 です。 今回は、 Visual Regression Test (以下 VRT) の tips 集の続編についてお話しします。 VRT の簡単な説明と前回の tips (tips 1~4) については こちら をご覧ください。 Tips 集 5. 「スワイプ」 で…

SwiftUI x Combineのメモリリークを防ぐ3つのTips

こんにちは!iOSエンジニアの @chuymaster です!私たちのチームが2年近くかけて開発した 「スタディサプリ 中学講座」 のiOSアプリがようやくリリースされました! いやぁ〜みんなで頑張りましたよ!中学生のお子様がいらっしゃる方はぜひお試しください! …

「0回目のポストモーテム」としてのプレモーテムのすすめ

こんにちは。SREの@kyontanです。スタディサプリのSREチームにジョインしてから初のブログ記事となります。 つい先日、スタディサプリ 中学講座が大幅リニューアルされました。*1 今回は、そのリリースを自信を持ってユーザーの皆様へお届けするために実施し…

チームのコラボレーションを支える"ミッションツリー"

こんにちは。SRE Team の @chaspy です。 リクルートでは、チームがやるべきことを、メンバーの納得感を持って仕事してもらうためにミッションを設定しています。ミッションは WCM - Will / Can / Must というフレームワークを用いて、本人の希望、本人の能…

Cloud Dataflow で実現する柔軟なデータパイプライン

はじめに こんにちは、@shase です。 スタディサプリでは、データパイプラインのツールとして、従来 AWS Kinesis Stream や、Embulk や、AWS Lambda などがよく使われてきました。 ただ、現在開発中のプロジェクトでは、システム間の連携の為、Cloud Pub/Sub…

SRE チームを支えるふりかえりの文化

こんにちは。SRE チームの@chaspy です。 本記事では私の所属する SRE チームにおける「ふりかえり」の文化を紹介します。 背景 最近のチームのふりかえり会 *1 で僕自身が以下のようなコメントを"Keep"として出しました。 これは、単にこのふりかえり会が継…

Renovate の大量の Pull Request を処理する技術

こんにちは。 SRE の @suzuki-shunsuke です。 Terraform Monorepo に対する Renovate の大量の Pull Request を処理するための技術について紹介します。 背景 過去ブログで何度か紹介しているように、弊プロダクトでは Terraform の Monorepo を管理してい…

6社合同 SRE 勉強会で" SRE を実現するための組織マネジメント"という題で登壇します

こんにちは。SRE の @chaspy です。 タイトルの通り、以下のイベントで登壇します。 line.connpass.com 本記事では、当日の発表をより多くの人に見てもらえるよう、connpass に掲載されている発表概要について補足します。 登壇情報 Title: SRE を実現するた…

Terraform の CI を AWS CodeBuild から GitHub Actions + tfaction に移行しました

こんにちは。 SRE の @suzuki-shunsuke です。 Terraform の CI を AWS CodeBuild (以下 CodeBuild) から GitHub Actions + tfaction に移行した話を紹介します。 これまでの Terraform Workflow (CodeBuild) 弊プロダクトの Terraform の CI に関しては過去…

AWS SSO を導入してセキュリティと利便性を改善した話

こんにちは。 SRE の @suzuki-shunsuke です。 AWS SSO を導入してセキュリティと利便性を改善した話を紹介します。 背景 これまで弊プロダクトチームでは各開発者に AWS IAM User を作成し、 IAM User の ID/Password で AWS にサインインし、 IAM User の …

GitHub Actions Self-hosted Runner と Gatling による負荷試験

こんにちは。SRE の @int128 です。 先日の「負荷試験、Gatling を使ってやってみた」で紹介したように、スタディサプリではユーザ体験の改善や本番障害の予防を目的に負荷試験を行っています。 本稿では、SRE と Product Team がどのようにして一緒に負荷試…

Poetry, Docker, Build, and Run

データエンジニアの@masaki925 です。 私が所属するデータ組織では、スタディサプリ本体に対して検索やレコメンドなどのデータプロダクトをマイクロサービスとして提供しており、その多くはPython がメイン言語です。 またデータ基盤としてBigQuery をはじめ…

社内留学制度を利用したら色々と上手くいった話

こんにちは。スタディサプリのコーチング開発チームでWeb Engineerをしている@mpls104です。 今回は、私が実際に利用した社内留学制度について、体験談を交えつつ紹介をします。 なお、本制度は株式会社リクルート全体の制度ではなく、スタディサプリの開発…

負荷試験、Gatlingを使ってやってみた

StudySapuri + Gatling = ♥