こんにちは。@ohbaryeです。
『Quipper Alumni Network(卒業生ネットワーク)』の記事にて宣言した通り、去る2018年12月20日に卒業生と在職者の交流会を開催しました。
どんな会だったか
交流会には6名のQuipper卒業生と7名の現職者が参加しました。私の興味本位で参加者の在職期間を表現した図が以下です。
在職期間が全く重なっていない参加者が多いためどんな"化学反応"が起きるか一向に想像が付かなかったのですが、開口一番に弾んだのは以下のような会話でした。
- 「あっこの人
git blame
したときに出てきたアイコンの人だ」 - 「古いドキュメントやissueでよく見る人だ」
- 「はてなブックマークのコメントを付けてくれた人だ」
同じ会社・プロダクトに携わったメンバーとして、また、インターネットと共に在る者として、親近感を得るのはそう難いことではない、のかもしれません。
その後も在職者と卒業生どうしの近況報告に始まり、技術の知見交換・業界の動向といった定番の話題、さらには各々の人生などについて語る会となりました。
交流会の作り方
特に難しいことは何も無いのですが実施するにあたって考えたことなどをご参考までに記してみます。
まず、今月に退職したばかりの@hotchemiさんが遺していったex-quipper Slack workspace*1上で予定を調整して日程を決めました。実のところ2018/12/20は回答してくれた方が全員参加できるベストな日程ではなかったのですが、交流会を企画倒れにしないためにもまずは第一回を開催することが大事だと考え、ベストでない日程でも開催に踏み切りました。
当日はBYOB (Bring Your Own Beer: 参加者が飲み食いしたいものをしたいぶんだけ持ってくるスタイル) 形式を取りました。
会社側で豪華な食事を用意して"おもてなし"すると「まさかこの会は復職を迫るものなのでは?」と卒業生たちに警戒されてしまうのではないか*2。そんな邪推が私の頭の中にありましたが、交流会で参加者に尋ねてみたところ誰も気にしないとのことでしたのでこの"心理戦-かけひき-"は私の独り相撲に終わりました。
次回は反省を活かしてある程度気合の入ったおいしいものを用意してみたいものです。
とはいえBYOB形式のおかげか、とても宅飲み感があふれる雰囲気になり肩肘はらない場にすることができました。
余談ですが、レストランや居酒屋でなく会場を会社にしたのも以下の点で良い判断でした。
- 途中参加、途中退出自由
- 飲食物持ち込み自由
- 静かでゆっくり喋れる
- キャンセル料なし
- 目黒オフィス移転前に退職した方にとって新鮮味があった
おわりに
交流会は今回が初めての試みでしたが、ゆるい交流・新たな人間関係の構築が行われ、Alumni Networkルール第一条「会社-退職者もしくは卒業生-卒業生間で良い関係を作る場とする」を墨守できたのではないかと思います。
また、卒業生から「Quipperのここが良かった/改善してほしかった」というフィードバックをもらうなど、在職者にとっては単なる交流に留まらず自社を客観的に見つめ直す良い機会にもなりました。
今後もゆるく定期的にやっていきたいと考えています。
本記事を読みQuipper Alumni Networkに興味を持たれた方、まずは入社から始めませんか。
https://www.quipper.com/career/Japan/
*1:https://quipper.hatenablog.com/entry/2018/12/07/almuni_network 参照
*2:Alumni Network 第二条「"ゆるく"繋がる。復職を迫ったりしない」